生き生きとした鳥

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作品紹介

 作った巨匠本人も納得の木工彫刻作品である「鳥」は、今にも動き出しそうなほど生き生きとしていて、高く売れると喜んでいた巨匠の目の前で、本当に動き出します。魂を吹き込まれた鳥は、トリッキー(鳥木)と名乗り、自分を作りだした巨匠に、生き生きとしている理由を説明します。彫刻の鳥と初めて会話する巨匠の戸惑いの様子をぜひお楽しみください。
 本作品では彫刻として描かれた鳥ですが、そのモチーフとなったのは中学時代の美術の授業で行った木彫レリーフです。木の板に黙々と鳥を彫るというその授業は、私自身の作業や作品にはほとんど記憶がないのですが、別の生徒が彫った鳥があまりにも無表情で、その命のなさがむしろ強烈に印象に残っています。むしろ、何も彫ってない木の板の方がまだ生き生きしてるんじゃないのと罵られたその無表情鳥が、こうして再びアニメーション作品として命を吹き込まれることになりました。ちなみに本作中の鳥のキャラクターボイスには、その無表情鳥を彫り上げた当人がゲスト声優として参加しています。